五輪詐欺に注意!【特殊詐欺、ニセ電話詐欺】
リオオリンピックが開催され、世間はオリンピック一色で、東京オリンピックの話題も盛り上がっています。
しかしこの期に乗じて、五輪関係の詐欺の被害も出てきました。
少しでも不安な場合は必ず警察などに相談しましょう!
「五輪のチケットを購入したことになっています」
警察官や弁護士を名乗る男から「あなた東京オリンピックのチケットを購入したことになっている」と連絡があり、さらに「取り消し手続きにお金が必要」と言われ、入金してしまった詐欺事件が全国で発生しています。
普通なら「東京五輪のチケットなどまだ発売されているわけがない」と思いますが、詐欺集団は大企業や官公庁を名乗ったり、それらしい偽の名刺を作ったりして、「ああ、これは本物なんだな」と思わせる術に長けているのです。
こういったケースややオレオレ詐欺、架空請求などの詐欺を総称して、警察庁が「特殊詐欺」と呼んでいます。
※なお、茨城県では「特殊詐欺」を、よりわかりやすいよう「ニセ電話詐欺」という名称にしています。
特殊詐欺、ニセ電話詐欺をおさらいしよう
特殊詐欺(ニセ電話詐欺)には、主に以下のようなものがありますので、おさらいしておきましょう。
金額が大きい架空請求
消費者センターの相談が多く、その金額も大きい架空請求。「アダルトサイトの利用料を支払え」などと書かれた電子メールや、場合によっては架空の弁護士の名前が記載された郵便物が届いたりします。
うっかり「心当たりがない」などと連絡してしまうと、その後とてもしつこく連絡が来るので連絡はしないようにしましょう!
また、一回払ってしまうと、その後何度でも請求がきてしまうので絶対に相手にしないことです。
件数では還付金詐欺が多い
「払いすぎの税金を還付します」「医療費の還付があります」などと、一見被害者が得するような情報で連絡して来る還付金詐欺。
「もらえるなら」と気軽に対応していると、「○○のために一度口座に入金を」などと促されてお金を騙し取られたりします。
このような連絡が来たら、まずは市町村役場や警察に相談しましょう。
急増するオレオレ詐欺
孫を装って「仕事でミスをした」などの理由のほか、最近増えているのが「不倫相手を妊娠させた」と言って中絶の示談金を要求してくるケース。これが非常に多いです。
大企業の名前が出ても疑いましょう
誰もが「自分だけは詐欺に合わない、騙されるはずがない」と思っています。そして、騙されて後から「しまった!」と気づく。詐欺集団は非常に手口が巧妙化しており、そのためのマニュアルなどを準備していることもあり、年々プロ化しています。
騙された?おかしいな、と思ったら、ぜひ専門家に相談して頂ければと思います。
茨城県の法律事務所DUONは、様々な事件の問題を解決しております。初回相談料は無料ですので、お気軽にご連絡ください。